164.ヴィジリオ教会 Siena

Chiesa di San Vigilio(Siena)
ヴィジリオ教会


Via S. Vigilio, 7, 53100 Siena SI,

不明

11世紀にウグルギエリ家によって設立され、カマルドレーの修道士たちに寄贈されたが、1556年にイエズス会に売却されキリスト教区ではなくなった。1759年にイエズス会が弾圧された後、ヴァロンブロサン ベネディクト会修道士の手に渡り、アントニオ マテウッチのデザインに基づいてファサードが作り直されました。ナポレオン政権下のトスカーナでヴァロンブロサン家が没収された後、教会は大司教区の所有物となり、1991年、イタリア内外から来る多数の大学の学生に適切な司牧的ケアを確保することを目的として、この教会の近くにシエナ大学礼拝堂を建て、今はその学生たちによって管理されているようだ。


場所と外観からは想像もつかない立派な内陣。それにしては画像や資料がとても少ない。
主祭壇はマルチェロ・ビリングッチとラタンツィオ・ビリングッチ兄弟によって建てられ、聖イグナチオを描いたキャンバスは、マッティア プレティによる絵画です。中央には、半貴石で覆われ、金銅のプレートで装飾された非常に豪華なシボリウムがあります。テーブルの下には、おそらくイエズス会が日本から持ち込んだと思われる聖殉教者の遺物が数多く置かれている。

Monumento funebre di Antonio Rospigliosi
主祭壇の両脇にあるこれ。
1658年にベルニーニが構想したものを、
2002年に、G.A.Mazzuoli という人が作成した。
確認できず。
ローマのS.M.デルポポロのキージ礼拝堂のものをイメージさせる。

内部:主祭壇


この主祭壇とは別に、聖具室の下にあるイエスの至聖なる御名の祭壇というのがあり、大理石でできており、アレッサンドロ・レディとディオニシオ・マッツオーリによって彫刻されました。金色のブロンズで彫られたイエスの名前、聖イグナチオ、祝福されたジョヴァンニ・コロンビーニ、そして高浮き彫りの聖ベルナルディーノは、フラミニオ・デル・ターハ枢機卿の命令によりローマで実行されたジャンロレンツォ・ベルニーニのデザインによるブロンズで彫られています。祭壇の中央には、サン・フラミニオという名前だけが知られている聖殉教者の遺物があり、タハによって遠ざけられたと考えられています。
とあるが、未確認。