3.Pallazo Pontificio 教皇宮殿

Pallazo Pontificio
教皇宮殿(非公開)

1.王の間
Sala Regia

9.君主(公爵)の間
Sala Ducale

10.パオリーナ礼拝堂
Capella Paolina

18.王の階段
Scala Regia

19.大聖堂のアトリウム
Atrio della Basilica di San Pietro

20.コンスタンティヌスの騎馬像
Statua di Constantino

21.コンスタンティヌスの前廊
Portico di constantino

22.青銅の扉、教皇宮殿の入口
Portone di Bronz

9.君主の間 Sala Ducale

アーチ装飾 1656-57 漆喰

2007.2確認不可

R.G. Arte Arch. / Musei Vaticani
Targa con stemma di AlessandroVII dalla Sala Ducale in Vaticano

10.パオリーナ礼拝堂 Capella Paolina

The Cappella Paolina in the Vatican during the Ceremony of the Quarant‛Ore (after LOUIS-JEAN DESPREZ), 1787
「Francesco Piranesi」の儀式中のバチカンのアカペラ・パオリーナ(ルイ・ジャン・デプレの後)、1787年

Francesco Piranesi
Etching on laid paper
28 × 20 3/10 in | 71 × 51.6 cm

Quarant‛Ore クワラントーレ 40時間
キリストが墓で過ごした40時間にちなんで同じ時間だけ聖体を安置して礼拝する儀式。1592年、クレメンス8世によって創始された。

ベルニーニは、1628年のパオリーナ礼拝堂でのクワラントーレの装飾をしたとされる。

18.スカラ・レージア Scale Regia

場所不明 / Musei Vaticani

1663-66
スカラ・レージアは、ヴァチカン宮殿の儀礼用玄関(アトリウム)から教皇居室(王の間)まで通じている。ベルニーニが1666年にこの堂々たる階段を完成する以前は、教皇はパオリーナ礼拝堂からシスティーナ礼拝堂を通ってサン・ピエトロ大聖堂のポルティコまで、暗く狭い階段を下りて行かなければならなかった。限られたスペースしか利用できず、光が入らないために生ずる課題を解決するために、ベルニーニは自分の主要な技術的業績というほどの工夫を凝らした。
この階段は昇るに従って幅や高さが狭められているため、透視図的な効果が一段と強調されて、実際以上に長大な階段であるかのような錯覚を起こさせる。通路の両側に列柱が適当の間隔を置いて並ぶのは、列柱美を発揮するとともに透視的効果を倍加させる。

ICG/Gabinetto Disegni e Stampe, Fondo Corsini; volume 26M17 Identificazione: SCALA REGIA NELLA BASILICA DI SAN PIETRO A ROMA Titolo proprio: VEDUTA DELLA SCALA REGGIA ORDINATA DA ALESSANDRO VII ..
ICG/Gabinetto Disegni e Stampe, Fondo Corsini; volume 57K6 Identificazione: STEMMA DI PAPA ALESSANDRO VII CHIGI Opera finale/originale: SCULTURA Soggetto opera finale/originale: STEMMA DI PAPA ALESSANDRO VII CHIGI Collocazione opera finale/originale: VATICANO PALAZZO REGIA
ICG-D/ Biblioteca Corsini; Gabinetto Disegni e Stampe, Fondo Corsini; Fondo Corsini; scatola; 39 STUDIO DI TESTA DI COSTANTINO DI PROFILO Opera finale/originale: SCULTURA Soggetto opera finale/originale: COSTANTINO A CAVALLO Collocazione opera finale/originale: VATICANO, SCALA REGIA

20.コンスタンティヌスの騎馬像 Statua equestre di Costantino a cavallo

1662-68
非公開ではあるが、大聖堂アトリウム(玄関)の右手からガラスの扉越しにみることができる。
皇帝の前に不意に十字架があらわれ、お告げを受けた皇帝の驚きと信頼を表現している。壁に付けられているために、後ろ脚で立つ騎馬像という課題が難なく解決されている。

ベルニーニは浮彫を好まず、彫刻こそが真実だと思っていたが、アレッサンドロ・アルガルディが、1654 年に完成したサン・ピエトロ大聖堂の大理石の祭壇浮彫画の大成功に対抗して、浮彫で制作した。
一定の距離から見ると彫像のように見えるが、実際には非常に特殊な浅浮き彫り。このトリックで、距離と遠近感をもてあそんで、観客を意図的に欺くことを意図しており、ある意味で大衆を裏切り、彫像を見ているように錯覚させるが、実際には目の前に浅浮き彫りがある。彫像のように見えるほど人工的な浮彫りにすることにより自身の優位を示した。
大聖堂内の「マチルダの墓」に置かれる予定だったが、式典用の入り口であるこのメインの踊り場に設置された。

不明

クリスティーナ女王滞在の時に
  教皇との単独謁見の際の特別の椅子
  ベルヴェデーレの中庭を見下ろすヴェンティ塔に部屋を提供される。その部屋の調度、ベッド

  空色の布張りと銀の台座を持つ駕籠椅子
  宴会に招待されたときのテーブル

が作られたが、今もあるのか?